2017年7月6日木曜日

昨日見た夢なのですが

私は週に何度もはっきりした夢を見る人間で、それをかなりはっきり覚えていることが多々あります。それが原因で熟睡ができないことも悩みではあるのですが、昨日見た夢は、何だか考えさせられるものでした。

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環境問題に取り組まない国に対し、どのように環境問題を真剣に考えるようにさせるか、という会議に私も出ている夢でした。

いろいろな案が出ていたのですが、その中で最後に提案されたのが、産業革命以降に起きた例を見ない干ばつや豪雨を原因をした人的被害や、気温上昇に伴うことで生じたコストを請求書にして、環境問題に取り組まない国に送付しよう、というもの。夢の中では、夏期の温度上昇に対しヨーロッパの国々が新たに購入が必要となったエアコンや新たな発電施設の建設の費用などを負担させようという案が出ていました。

経済だけを優先して環境問題に取り組まないことで、各国からの請求書を支払わされることになり、結果として一緒に環境問題に取り組んだ方が安上がりという判断をさせる、というものでした。

会議ではこの案を採択という結果でした。

私の隣の席にいたフランス人が小声で私に「温暖化は、人間の二酸化炭素の大気放出の積み重ねで起きたのだから、今取り組まないことだけで負担させるのはヨーロッパの横暴じゃないか?」という話をしたところで目が覚めました。
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「お金で物事を考える国には、お金でわからせる」という手法は、夢から覚めた自分自身では全てを賛同できないのですが、具体的な数字で出てくるというわかりやすさはあるように感じています。

昨年に、とある環境施設に行ったときに、その地域に森のあることがどれだけの経済効果があるのかを示した表があり、それが「億」という単位になっていたことが私には衝撃でした。その数値の信憑性についてYさんとKさんに相談したところ、考察の必要性があるとのことだったのですが、そういう手法で自然環境の存在意義を伝えるという発想は、とても興味深いものでした。

おそらく、その表を見たことがこの夢の一因だとは思いますが、今ごろ夢に影響するのか?と思っています。でも、夢はそんなものなのかもしれません。

普段はくだらない夢を見ることがほとんどですし、昨日見たものも “ただの夢” ではありますが、ちょっと不思議な夢だったので、ブログに書いてみました。

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