2016年12月30日金曜日

よいお年を

2016年にブログに来てくださった全ての皆様へ

今年も私のブログをご覧下さって、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。みなさま、よいお年を。

Thank you for your visiting my blog. I wish your happy new year.


写真は、クリスマス前に日産自動車から届いた「猫バンバンステッカー」。応募してみるものですね。私は、こういうものはなかなか当たらないので、うれしかったです!

野鳥を観察した地名をネットやブログ掲載することについて

「ヒヨ吉さんのブログには野鳥を観察した地名が出てこないので、つまらない」

2016年に、こんなことを言われました。その後ずっと、訪問した地域をどのように載せるかを悩んでいました。


携帯電話の普及以降、情報拡散スピードは格段に変わりました。最近ではブログやツイッターなども加わったことで、観察した人と直接知り合いではなくても鳥の名前をネット検索で現れた場所がわかる時代になりました。


自分が地名の掲載を控えたところで、他の人が載せてしまっているケースもよくあります。しかしだからといって、観察地の情報を自分のブログなどネット上に次々と載せてよいかと問われれば、私は慎重に判断するべきだと考えています。

そのまず大きな理由の一つには、ネットで鳥の情報を得た人が、必ずしも鳥の生態に詳しいとは限らないことが挙げられます。


もちろん、ほとんどの人がルールを守って観察していると思いますが、普く全ての人が鳥の環境の周辺の住民や鳥の気持ちになっているかというと、そうではないというのが残念ながら実情です。鳥に夢中になりすぎて私有地に無断で入り、地主の方から厳しい注意を受ける事態も起きています。


公園では、一般の来園者が画面内に入るのを嫌ったカメラマンが歩行者に向かって怒鳴ったりする事例がありますし、三脚をたたまないで歩くのは子供たちに危険なので閉じてほしいと頼んでも無視をしたり、あからさまに不機嫌な顔をして周囲に方を不快にさせる人もいます。


撮影のために、環境に合わない植物を移植したり、餌付けをする人もます。餌付けは餌の管理や周辺住民との関係もあるため、自宅の庭など給餌を冬の間継続できる自分自身の土地での餌付け以外は控えてほしいと思います。

餌付けによって良い縄張りを確保できたと思った鳥は移動を止めることがあり、例えばアクシデントで餌付けをしている人がその場所に来られない事態が1日でもあると、その鳥は餓死をしてしまうかもしれません。餌付けによって不自然に餌資源が増えた状態になっているだけであって、もともとその地域の自然環境が鳥の生活を支えているわけではないからです。

急に餌不足に陥った後に移動を再度開始するには、周辺の気候が進みすぎてしまっているので、結局その鳥は死んでしまう可能性は非常に高くなります。鳥を愛でているはずが、鳥の死を早めていることになるのです。


鳥は自由にはばたき、そこが生息に適さなくなればどこにでも行かれると思っている方もいるでしょう。しかし現実的にはそうではなく、条件の良い環境には同じ環境を好む生物がその場所を既になわばりにしているため、次の場所は簡単に見つからないのが野生の常です。


加えて、人間の開発によって環境変化が著しい世の中となった今、野鳥たちの選択肢はどんどん狭まっているはずです。環境の破壊のほか、近年は気象変動が長距離の渡りを行う鳥に大きなダメージを与えているという報告も多く見られます。

北極温暖化でシギが小型化、南半球でも生存不利に
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/051600169/?ST=m_news
鳥は地球温暖化問題の隠れた犠牲者
http://tokyo.birdlife.org/archives/news-and-world/world/4754
北米の野鳥、気候変動で半数が絶滅危機
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9722/?ST=m_news

ネット検索をすると観察した地名を明らかにしたブログが数多く見つかりますし、そのようなサイトをまとめているものも見られます。マナーを呼びかけていますが、それが守られているかどうかは確認の手段がありません。


人気のある鳥と観察地を具体的に掲載すると、ブログのアクセス数は増えます。数字の増加することを、嬉しく思っている方もいるでしょう。


しかし、その観察地に生きている鳥は、人気のある鳥だけではありません。他の鳥も棲んでいることを常に意識してほしいと思います。


越冬期や渡りの時期でも同じではありますが、特に繁殖期に具体的な観察地名を掲載することは、多くの鳥たちの子育てを邪魔してしまうことが容易に予測できますので、慎むべきでしょう。

野鳥を観察するのが好きな人間の身勝手な欲求を満たすために鳥の命が奪われることはあってはなりません。あなたのお子さんやお孫さんが可愛らしいからといって、ご自身の家の前に見知らぬ人間がずっとレンズを向けている生活を想像してみてください。自分がされたら嫌だと思うことを、鳥にもしないという気持ちが大切です。


アクセス数の増加と引き換えに、野鳥の生活を脅かしているかもしれないことに想いを巡らせる方が増えてほしいと思います。

「鳥を見に行く」ということは鳥のお宅にお邪魔すること。粗相があってはいけません。


鳥の観察や撮影をされるプロフェッショナル級の方々にお会いしてフィールドでのマナーについての話になると、野鳥に興味を持った方々に「鳥がその場にいること」の背景に想いを巡らせる “想像力” を養ってもらうためにはどのようなことを伝えて行くべきかという話題になることがあります。鳥がいなくなってしまうような事態を防ぐために、どのようなことをすればよいのかはとても難しい課題です。

しかし、このことを考えるときに、私にはある経験を基に、軸となる考え方を持つようにしています。


私は小学生から高校生までの期間、山中でのゴミ拾いを年4-5回ほどしておりました。毎回20-30人くらいの参加者で、毎年ものすごい量を回収しており、一回の回収でトラック一台分になることもよくありました。そのとき感じたのは、100人の入山者がいて、99人の人がゴミを持ち帰っても、1人の人がゴミを捨てたら、そこには「ゴミ」があることになり、汚れた山になってしまいます。


このことを鳥の情報に当てはめると、「99人がそこにいる鳥を大切にしていても、1人が鳥や周辺の方々への配慮を怠ると、鳥がいなくなったり、付近の住民は “鳥を見に来る人” に嫌悪感を抱く」ということになります。


私も野鳥のことを調べるときに、ネット検索は便利なので使用することがあります。そして、意図せず飛来地や生息地の具体的な地名が載せてある情報に行き着くこともあります。しかし基本的には話題にならなくなったり、その鳥が飛去するまでその場所へ行かないようにしています。

飛去後に行って何か楽しいかと言われますが、その鳥が好む環境を実際に見ておくことで、今後の自分で発見できるための参考にしています。


若い人の中には同じような方法でサイトを活用している人がいることを知りました。そのようなことを知ってしばらくして若い人から、

「ヒヨ吉さんのブログに載っている写真は、野鳥の好む生息環境をわかるようにしてあるものがあって、参考にしています」

という声を聞くようになりました。それを意図しての掲載ではなかったのですが、鳥の気持ちになってみれば見えてくるものがあるということのようです。

それを聞いて、野鳥観察を地域振興資源として発展させていきたいことを謳っている地域は地名を載せ、そうでない地域は地名を伏せて掲載していくことを基軸にするのが良いのではないかと考えるようになりました。このブログでは鳥の見られた地名を載せることではなく、

「鳥をはじめ、生きものが多く生息するために自分のできること」

について考えて行動できる、想像力豊かなバードウォッチャーや野鳥カメラマンが増えるためにできることを考えて続けていこうと思います。これからも撮影地の詳細な情報は基本的には載せないことにします。よろしくお願い致します。


縞のないもの Goosanders

12月28日、実家付近の大きな河川でカワアイサに会いました。

発見当初は遠くにいたので、詳細な模様の確認ができませんでした。この時期、大型のアイサ類の脇に縞があればコウライアイサの可能性が上がるため、しばらく観察していると、徐々に近寄ってきました。

一様な灰色であることを確認。間違いなくカワアイサであることがわかりました。期待をした世界的珍鳥コウライアイサではありませんでしたが、カワアイサは今冬初観察。

嬉しい出会いでした。

2  goosanders, probably female both.

If you have a time to enjoy wintering birds in Japan, I suggest you to check Goosanders in the wide river, pond, and dam.  The Scaly-sided merganser, this is said 2,000-10,000 individuals in the world and inhabit far eastern only, is sometimes included in flock of Goosanders or nearby. I wish you can meet the beautiful and fantastic waterfowl. 

2016年12月28日水曜日

アカコッコ越冬個体確認のお願い

東京都・伊豆諸島三宅島にある、アカコッコ館がアカコッコ保護事業の一環として、本州での越冬期アカコッコの確認をお願いしています。

詳細は以下の画像をご覧下さい。


冬期に本州への移動個体する個体の存在が知られるようになり、標識個体の確認がアカコッコの保護の上で重要な情報提供をしてくれます。

皆さんの観察が、野鳥保護につながります。ご協力をお願い致します。

アカコッコ館について
http://park10.wakwak.com/~miyakejima/

2016年12月27日火曜日

ミサゴ


関東でも見かける機会が増えたミサゴ。最近は内陸で、大きな川でなくても姿が見られるようになりつつあります。トビの方が少なくなっているような気さえします。

2016年12月26日月曜日

緑のパンダ Side by side

今年、鳥仲間Yさんが新車購入。素敵な車とお聞きしていて、実物を見たい見たいと思っておりましたが、先週ようやくそれが叶いました。


私の車と同じ緑色ですが、Yさんの車の緑は、色が深く、本当にいい!

日本では緑色の車は不人気らしいのですが、海外ではよく見る色。以前、外国の方が私の車の色を「いい色!写真撮っていい?」と聞かれたこともあるくらいです。「グリーンカー」が日本でも人気になってくれることを期待しております。

A bird friend of mine Y has bought a new car. I am also interested in the car, Fiat Panda 4x4. Last week I could see it was first time, parking with my car side by side.

2016年12月24日土曜日

カシラダカが絶滅危惧種!

先日、鳥仲間とフィールドを歩きながら、いろいろお話を伺っていて、驚いたこと。2016年12月発行のIUCN(国際自然保護連合)の2016年12月発行レッドリストに、日本では冬鳥として馴染みのあるカシラダカが掲載されているそうです。

山階鳥類研究所ブログ:
http://yamashina.or.jp/blog/2016/12/rustic_bunting_uplist/


過去30年で、75-80%の個体がいなくなったとのこと。。。毎年見られるのが当たり前とは言えなくなってくるかもしれません。彼らとの一つ一つの出会いを大切にし、彼らの越冬を見つめていきたいと思います。

2016年12月19日月曜日

日本鳥類保護連盟カレンダー

今年も日本鳥類保護連盟カレンダーにイラストを使っていただきました。
今年のテーマは「天然記念物」


5月の愛鳥週間に天然記念物・特別天然記念物の指定を受けている鳥を描き、各月にちょっと遊び心のイラストを配置致しました。
価格は、1,400円(本体価格1,296円)です。
梱包送料は部数によってかわりますので、以下のサイトをご確認ください。

ご注文は、日本鳥類保護連盟へ

よろしくお願い致します。

翼鏡 


光に反射する翼鏡がすごくキレイに見えたので。

2016年12月16日金曜日

不忍池でホオジロガモ

12/16、上野不忍池ボート池でホオジロガモのきれいな雄を一羽観察しました。
不忍池でホオジロガモを見るのは私にとっては初めてのことでした。


2016年12月15日木曜日

啄木鳥3種 Trio the woodpecker

今日、地元の公園でいつもセンサス調査をしたところ、アカゲラ、アオゲラ、コゲラの啄木鳥3種が1本の木に揃いました。

カメラで撮れたかもしれない状況ではありましたが、こういう瞬間を、最近はなんとなく肉眼でずっと観ていたくなっています。

I was so surprise that I could watched 3 species of woodpecker, Japanese green woodpecker, Great spotted woodpecker and Japanese pygmy woodpecker,  perched on one tree on 15th Dec 2016.

All species are very common in Japan, however they seldom share on one tree, I think.

2016年12月10日土曜日

ハヤブサ Falcon from falconer

今日観察した飛翔中のハヤブサの若い個体。双眼鏡で見ると背中から何か飛び出ているものがあり、気になって見続けると近くの民家の屋根に止まりました。

背中から出ていたのは、発信器アンテナ。どこかの研究機関が移動経路の調査中なのかと思い、何か個体識別の目印になるものがないかと足を見ると、そこについているものは革製の足環と紐のようなもの。紐の先端はちぎれたような状態でした。

環境省が山階鳥類研究所に委託して装着しているリングではないと思われ、おそらく鷹匠から何かの理由で離れた個体なのだろうと予測しています。日本産ハヤブサではないなず(日本産ならば密猟になる)なので、こういう個体が日本で野生化していくのは亜種の分布を撹乱してしまう恐れもあり、好ましいことではありません。

私が保護しているわけではないので申し訳ないのですが、今日の観察地が持ち主の方にとって、今後この個体の捜索に役立つ情報になればと思っております。

持ち主の元に戻る手段をご存知の方、あるいは「このハヤブサは私のものです」という方、コメント欄にぜひご一報ください。よろしくお願い致します。

Peregrine falcon

I watched a young peregrine falcon in Kanagawa probably escaped from falconer because of leather band and rope on its leg.

12/14追記:
輸入されたり、人工繁殖させた猛禽類による飼育が増えている関係で、野外訓練中のカラスに追われたりするなどして鷹匠からの逸出の猛禽類が観察されることが増えてきており、日本産亜種への影響が懸念されていることを野鳥の詳しいAkさんから教えていただきました。また、このハヤブサの色彩からヨーロッパにいる亜種のハヤブサの可能性があるとのことでした。

さらに、猛禽類の爪は非常に鋭いので、近づいてきても安易に捕獲を試みないでほしいとのアドバイスをいただきました。Akさん、貴重なご意見をありがとうございました。

タゲリ飛来

前回の飛来状況チェックで姿が見られなかった、ある場所のタゲリですが、12/7に確認してきました。飛去する春までに、時々会いに行きたいと思います。


2016年12月9日金曜日

講演会『世界の飛べないクイナ類とヤンバルクイナ』のご案内

特定非営利活動法人・NPO 法人どうぶつたちの病院沖縄から、講演会のお知らせをいただきました。山階鳥類研究所の尾崎清明氏がいらしゃっているので、フィリピンで発見されたカラヤンクイナの詳しい話を聞かれるでしょうし、大宜味村でヤンバルクイナが繁殖確認されるまでの活動の経緯、やんばるが国立公園に指定されることによる生態系保全指針設定が可能になるかなど、そんな話が聞かれるのではないかと思っております。

沖縄在住の方、12/20に沖縄へ滞在のご予定の方はぜひ。

以下、講演会情報です
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講演会『世界の飛べないクイナ類とヤンバルクイナ』

開催期日: 平成28年12月20日 19時~20時30分
開催場所: 国頭村保健センター(国頭村辺土名1437)

●講演内容
1 世界の飛べないクイナを求めて・・ 尾崎清明
(公益財団法人 山階鳥類研究所 副所長)
2 ヤンバルクイナの繁殖確認 大宜味村で回復!・・金城道男
(NPO 法人どうぶつたちの病院沖縄 副理事長)
3 やんばる国立公園とヤンバルクイナ・・山本以智人
(環境省やんばる野生生物保護センター 自然保護官)

5. 主 催 : 特定非営利活動法人 どうぶつたちの病院沖縄
6. 後 援 : 環境省那覇自然環境事務所、国頭村
7. 助成 : 東京動物園協会野生生物保全基金

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ここまで

2016年12月8日木曜日

アディダス社、海洋ゴミからスニーカー made ”from” OCEAN PLASTICS POLLUTION

スポーツ製品大手「アディダス」が、海洋ゴミを再利用した靴を販売するそうです。

Adidas has released the new shoes, which is made ”from” OCEAN PLASTICS POLLUTION!

英語サイト
http://www.adidas.co.uk/parley
http://www.businessinsider.com/adidas-shoe-from-plastic-ocean-waste-2016-11

素晴らしいのは、使用済みのプラスチックを単に再利用するのではなく、海洋プラスチックの「ゴミ」に注目した点ではないでしょうか。また、今回の製品の開発や販売を、将来的にはリサイクルプラスチックのみ(バージンプラスチックを使用しない)の製品開発に繋げ、しかもそれを長期目標として掲げていること。

「思いつきの環境保全キャンペーン」ではないのが素敵です。

海洋に投棄されるプラスチックは膨大(年間800万トンと言われています)。意図的ではないものも含め、海洋に漂うプラスチックが生態系に悪影響を与えることは知られるようになってきました。
http://www.sciencemag.org/news/2014/06/trending-how-plastic-changing-world

また、それらのプラスッチックが砕けて粉々になった微細なプラスチック(マイクロプラスチック)も深刻な問題になっています。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0111913


今回のアディダスの取り組みは、
「人間の存続に関わる人間が作り出した地球規模の課題」
を自社製品で解決する決意のようなものを感じます。

海に囲まれた日本の多くの企業もこのプロジェクトをきっかけに、積極的に海洋プラスチック対策に取り組むことを期待したいです。

今回は限定販売のようですが、年間100万足を生産する計画のようですから、2017年以降には日本の店頭でも買うことができるようになると思います。

220ドルは今のレート換算114円で、25000円位。ゴミの回収や清掃の手間、開発費を考えたら、Reasonable(金額に納得できるという意味)だと思いますので、収入が不安定な絵描きにとって安くはないですが、履き心地が良ければバードウォッチングで使っていきたい商品の一つです。

東京オリンピックもこういう環境問題に取り組む靴を履いている選手しか出てはいけない(経済的に厳しい選手には日本が提供!)くらいにしてもいいかもしれませんよね。

日本語はこちら
https://newspicks.com/news/1887584/body/

2016年11月29日火曜日

お勧めの本とCD

28日、都内へ出かけました。最終日になってしまって、申し訳なかったですが、箕輪義隆さんの鵜の絵画展覧会にお邪魔しました。ご本人から、鵜への愛情やこだわりをお聞きできる時間はとても楽しいものでした。


出版されたばかりの「鳥のフィールドサイン観察ガイド」の本にサインもいただいてきました。もう、宝物です!

バードウォッチングに行ったときに、鳥がいないと「ハズレ」と言われるバードウォチャーも多いですが、鳥のいた形跡探しをすれば楽しいことを、この本は教えてくれます。フィールドワーカー必見です。特に、若い方にお勧め!


鳥のフィールドサイン観察ガイド
http://www.bun-ichi.co.jp//tabid/57/pdid/978-4-8299-7214-4/Default.aspx
箕輪義隆氏HP
http://yminowa.web.fc2.com/

せっかく都会に出たので、ホビーズワールドにも立寄って、松田道生さんの最新作CDを購入。録音されたものはほとんどが2000年以降のもので、15年以上全国各地を廻って集められた野鳥たちの声が贅沢に収録されています(実は今、それを聞きながらブログを書いています!)。

このCDのすばらしいのは、バリエーションが多く録音されていることです。野外で観察する人のことを考えて構成されています。

CD鳴き声ガイド 日本の野鳥
http://www.birdshop.jp/fs/wildbird/visual1/gd3591

ホビーズワールド
http://www.hobbysworld.com/

箕輪さんの本を読み、松田さんのCDを聞いてからフィールドに出れば、鳥の姿が見られなくても「つまらない」と感じることはまずなくなるでしょう。

ぜひ、お手元にどうぞ。


2016年11月27日日曜日

ホオジロガモ Golden Eye

11月22日に伊佐沼でホオジロガモを観察しました。私は初めて伊佐沼でホオジロガモを見たので、このエリアもフィールドにしているHさんに伝えたところ、Hさんから「伊佐沼でホオジロガモを見たことはない」とのこと。後日彼が日本野鳥の会埼玉の I さんに伝えて、ご本人も「聞いたことがない」とのことでした。

ひょっとしたら、伊佐沼では初記録だったかもしれません。小さいカメラでも、持っているとたまにはこういうときに役立ちます。

Golden Eye

2016年11月24日木曜日

タゲリ飛来地 Lapwings

タゲリ飛来地2カ所を廻ってきたところ、11月21日に廻った場所ではひっそりと4羽が来ていたのに対し、22日に行った別の場所はまだのようでした。時間差があるようです。

Lapwings 

ノスリが電柱に止まる姿を至近距離で確認。

Common Buzaard

こちらはチョウゲンボウ
Common Kestrel

2016年11月23日水曜日

ご支援のお願い…日本在来馬・与那国馬、台風被害支援

縁あって与那国島にいる天然記念物・与那国馬の情報を定期的にいただいているのですが、飼育管理をしているNPOの馬小屋などが2015年と2016年2年連続で台風による甚大な被害を受け、支援を呼びかけています。

NPO法人
ヨナグニウマふれあい広場
http://www.yonaguniuma.com/

台風被害(台風16号)へのご支援のお願い
 いつも馬広場をご支援してくださる方へ、再び心苦しいお願いです。
http://www.yonaguniuma.com/taifu16

与那国馬は、日本で最小の在来馬。運搬などで活躍していましたが、車やトラクターの導入で減り続け、50頭ほどまで減少し、保存努力で一時は100頭前後まで増えました。しかし、2011年には再び60頭まで減少しています。

安定した数の維持のためにも、与那国馬の保存活動を続けるNPO法人 ヨナグニウマふれあい広場の活動に、皆さんの温かいご支援をよろしくお願い致します。

義援金お振込先
ゆうちょ銀行
名義: エヌピーオーヨナグニウマフレアイヒロバ
口座番号: 17070-07923061

送付欄に「タイフウ」や「16ゴウ」を入れていただけると助かります。

再建に必要な金額:      250万円 
(小さな馬小屋の屋根修理: 20万円)
(大きな馬小屋修理と周辺整備: 230万円)
 去年いただいた義援金の残金: 60万円
 今年すでにいただいた義援金: 44万円

目標義援金の額:   146万円

以上、よろしくお願い致します。

2016年11月22日火曜日

足環番号の解読 The black-headed gull, 15 years old

このブログで時折話題にしている標識鳥類ですが、先日上野不忍池で観察したオナガガモ雌とユリカモメ4個体に足環がついていました。その番号を撮影して山階鳥類研究所に送付したところ、記録の返信がありました。

オナガガモは2007年に千葉県で標識された個体で、2008年、2011-15年に不忍池で確認されている個体ということがわかりました。捕獲時は幼鳥とのことなので、今年で9歳ということがわかりました。

ユリカモメは青いプラスチックリング装着が3個体で、金属リングのみ装着が1個体。カラーリングの個体は2012年、2013年に東京都内で標識され、その後毎年都内で記録されています。

興味深いのが、金属リングのみの装着個体。このユリカモメは2001年に神奈川県で幼鳥時に標識され、2016年2月に不忍池で確認されているのみのようです。2002-2015年はどこに行っていたのでしょうか。ひょっとしたら、金属リングのみでは確認が難しくて、見逃されていただけかもしれません。それにしても、見た目にはどれも同じようにしか見えないユリカモメ成鳥でも、この個体は15歳とわかるのですから、すごいことです。

The black-headed gull in Tokyo, ringed in 2001 in Kanagawa pref.

すべての番号が読めなかったのですが、山階研究所から一部の確認でも検索でヒットする場合があるという話を以前に伺っており、今回もひとまず送付しました。個体特定ができて、ほっとしております。

標識の装着には賛否両論ありますが、野生生物を野生状態で調べられることはとても大事なことだと私は考えています。足環装着に我慢してもらうかわりに、私は標識個体を見つけたときには何とか番号を読み取って、その負担に報いる努力をしたいと思います。

2016年11月21日月曜日

猫バンバン2016

猫バンバンプロジェクト、今年もスタートしたようです。
http://www2.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/
プロジェクト・ムービーはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=vO3xyqh0Mjk

今年はマグネット・ステッカー。なんと10,000点も準備しているようです。
応募フォームはこちら。
https://secure.nissan.co.jp/NHP1/SOCIAL/NEKO/index.html

こういう活動は、もっともっと広がってほしいと思います。小さな命を助ける活動をしている企業は、やはりすてきだと感じています。

2016年11月17日木曜日

全部で8種 8species in one photo

8 species in one photo. Cormorants, Black-winged Stilt, Black-headed Gull, Herring Gull, Grey Heron, Little Egrets, Greenshank and Dunlins.

一枚の写真に、全部で8種類の野鳥が入りました。カワウ、セイタカシギ、ユリカモメ、コサギ、セグロカモメ、アオサギ、アオアシシギ、ハマシギ。こういう写真が撮れると、うれしいです。

フリーメールの難点

11月13日、秋が瀬で初めてお会いしたNさんから、私のフリーメールに送信をいただき、こちらからも改めてご挨拶の返信を出したのですが、受信されずに戻ってきてしまいました。

せっかくコンタクトをしてくださったので返信を出したいのですが、こういう世の中ですので、やはりこういう設定も必要なのでしょう。長期に出ることもあるのでフリーメールは出張先で確認できる私の大切なツールであり、次にどこかでお会いできたときに返信ができなかったことを伝えられたらいいのですが、それまでは誤解をされたままになってしまうかもしれません。。。メール以外でのこちらからの連絡手段をお聞きしなかったことが悔やまれます。

このサイトをご覧になってくださっていましたら、フリーメールの受信設定をご確認いただいて改めてメールを下さい。よろしくお願い致します。

2016年11月16日水曜日

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II

オリンパスがミラーレスの新機種を発表。12月下旬発売だそうです。
https://www.olympus-imaging.jp/product/dslr/em1mk2/

ミラーレスなので、シャッター音が五月蝿くないし、カメラに詳しい鳥好きの知人たちが
「これは良いぞ〜」
と口々に言っているので、発売されたらまずはチェックする予定です。

お値段、11月16日現在の価格.comの最安値で21万ちょっと。防塵防滴、ボディ防振、フィールドワーカーには魅力が満載。マイクロフォーサーズなので、うまくすれば今のスコープでも使えそうです。購入自体は、来年になってしまうでしょうか。。。


2016年11月13日日曜日

「秋が瀬の鳥」展に行ってきました

ブログでリンクを貼らせていただいているnoriさんとそのお仲間たちの力作が揃っている「秋が瀬の鳥」展を、最終日になってしまったのですが11/13に拝見してきました。会場では、ハギマシコの絵ハガキをいただきました。


会の皆さんのやさしい眼差しが感じられる写真が多く、気持ちのよい時間を過ごしました。私のお気に入りは、スズメの親子の写真(著作権保護のため、会場では写真は撮りませんでした)。画像はやや荒いものではあったのですが、身近な生き物への愛情を感じられて、温かい気持ちになりました。こういう写真が私は好きです。

noriさんの写真で私が気に入ったのは、ハジロカイツブリが水中に潜る前の水面から少し飛び上がった瞬間を捉えたもの。以前noriさんのブログに掲載れていた記憶があり、いい写真だと思っていたので、プリントされたものを拝見できたのはうれしかったです。

noriさんのサイト
確認済飛行物体
http://ifo-nori.cocolog-nifty.com/

実はnoriさんは昆虫写真も素敵でして、小さな命への敬意が感じられるものばかりです。ブログに掲載されている虫たちの写真は、彼らの小さなおしゃべりが聞こえてきそうな、そんなやさしさの溢れたものです。私は昆虫へのアプローチがヘタクソなので、どうしても撮影の際に「キュ」っと緊張しているものが多くなってしまいます。

カメラの性能も大事ですが、生き物の写真は、どういうふうに近づいて、どういう気持ちでシャッターを押しているかがやはり大事だということを改めてnoriさんの昆虫写真から感じます。

「秋が瀬の鳥」展示会ではちょっと難しいのかもしれませんが、いつか展示会でプリントされた昆虫写真が拝見できることを期待しております。

展覧会の後、せっかく秋が瀬まで来たので、鳥見の散歩もしようと思い、双眼鏡を持ってウロウロをしていると、あるお二人に声をかけられ、少しお話をしました。チョウチョが好きで、観察のために各地お出かけなさっているとのこと。私はチョウの知識は浅いので申し訳なかったのですが、自然の中を歩くことを楽しみにしておられる方のようでしたので、またどこかでお会いできそうな、そんな気がしました。こういう出会いがあるのも、フィールドを歩くことの楽しみです。

秋が瀬公園ではシメやシロハラ、アオゲラ、シジュウカラ、アトリの群れなどがいましたが、葉の陰でなかなかしっかり見えず。黄色い←のところにいるアトリを1羽撮影するのがやっとでした。



ヒヨドリやツグミ、ジョウビタキ、メジロのほか、水鳥のオオバンやハシビロガモはしっかり観察できました。

楽しい一日でした。

2016年11月12日土曜日

エトピリカ

ネットのニュースによると、アラスカ・セントポール島で多くのエトピリカが死んでいるようです。

アラスカの孤島で海鳥エトピリカが謎の大量死
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161111-00010001-nknatiogeo-sctch&p=1

今年セントポール島に行かれた鳥仲間のTingさんによると、島周辺では海水温が高く、海鳥で繁殖している個体が見られないという事態だったようですが、雛に餌が与えられないだけではなく、親鳥も飢餓状態だったのでしょうか。

「クイナ通りSoi17 島の鳥事情いろいろ」ページ
http://narisatogo.blogspot.jp/2016/07/blog-post_24.html

「エトピリカ繁殖率が改善、増えつつある」というニュースが来年以降に流れることを祈っています。



ネパール・ゴーキョ・ピークへ(5360mへの挑戦) 

ブログ更新をほとんどしなかった2016年10月は、実はネパールにへ行っておりました。チトワン国立公園訪問とヒマラヤ・トレッキングがメインイベントで、ヒマラヤトレッキングは、時間をかけて高度順応しながら登山する計画(10/10〜21)。おかげさまで、目標の地、ゴーキョ・ピーク(5360m)まで登ることができました。富士山の標高3776mを超える登山は人生初の挑戦。私は4500mと5100mを超えるあたりで2回、体がしんどくなりました。これほど空気が薄い状況でしたが、多くの方々の助けをいただけたことで、頂上まで登ることができました。

高山帯では、観察したかったヒゲワシ(Lammergeier)、ベニハシガラス(Red-billed Chough)、キバシガラス(yellow-billed chough)、チベットセッケイ(Tibetan Snowcock)などを観察することもできました。しかし、空気の薄い環境で、かつ長い行程の登山でしたので、首への負担も含めてなるべく軽い双眼鏡にするべきだったかもしれません。

最後の5360mへのアタックのときは、やはり双眼鏡は首から下げる元気がありませんでした(笑)。

楽しい旅を企画してくださったYamasemiさん、本当にありがとうございました。東京からご一緒だったKmさんとMyさん、道中では貴重なお話をありがとうございました。また、ネパールで合流した若者たち(Fuさん、Iyさん、Yrくん、Kkさん、Ntさん)の一人一人の細やかなサポートに心からの御礼を申し上げます。

ゴーキョ・ピークで観察したイワヒバリ Alpine accentor at Gokyo Peak 5360m

余裕があれば、少しずつ写真をアップしていきたいと思います。

2016年11月11日金曜日

カワセミ Urban blue bird

カワセミは都23区内でもよく見かけるようになりました。

The kingfisher in Tokyo Metropolitan 

2016年11月10日木曜日

ヨシゴイ

今年はサンカノゴイを見に行ったときにたくさんのヨシゴイを見たり、ヨシゴイを地元で発見したりして、ヨシゴイとの出会いが多かった年でした。

広いヨシ原が必要で、かつ、ヨシ原があればどこにでもいる鳥ではないですから、毎年、一つ一つの出会いをこれからも大切にしていきたいと思います。


2016年11月9日水曜日

ジャパンバードフェスティバル終了

11/5-6に行われたジャパンバードフェスティバルは晴天に恵まれました。

私が担当したバードステンシルのブースにもたくさんの方が来てくださいました。2日終了間際でしたが、ステンシルをするために準備した150枚の紙がなくなりそうになり、嬉しい冷や汗でした。

子供の遊べるようなブースがあまりないようなので、来年も出展できたらと考えています。


2016年11月4日金曜日

バードステンシル、久々の復活!

数年前より出展していなかったバードステンシルですが、11/5-6日に千葉県我孫子市で開かれるジャパン・バードフェスティバル2016で久しぶりに出展することになりました。

ジャパンバードフェスティバル2016
http://www.birdfesta.net/

手賀沼親水広場にて出展です。目印は、東郷なりささんの「鳥 Arts & Illustrations」のお隣!
http://www.birdfesta.net/jbf/area-park.html#event

会場マップ
http://www.birdfesta.net/images/Map16.jpg

よろしくお願い致します。

2016年10月29日土曜日

ムナグロ続報:56日で7183km

2016年4月24日に確認したオーストラリアで標識されたムナグロのデータが標識鳥回収の正式な記録として登録されたことを知らせる封書が山階鳥類研究所から届きました。

標識ムナグロを発見
http://hiyokichibird.blogspot.jp/2016/04/golden-time.html

2016年2月28日にオーストラリア・ブリスベンで標識されたこのムナグロの移動距離は56日で7183kmだったこともわかりました。

標識装着することについて否定的な意見もありますが、環境変動の大きな昨今でこのような記録の積み重ねによって野鳥生態の解明に弾みがつくことはよいことだと私は思っております。

見たらきちんと報告することが大事なのだと思っております。皆さんも標識個体を確認したときには、ぜひ山階鳥類研究所への連絡をお願いいたします。

山階鳥類研究所・足環のついた鳥を見つけたら
http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#ashiwa



2016年10月1日土曜日

野鳥観察連載更新のお知らせ

私が長年お世話になっております三脚やカメラバックなども扱う光学機器メーカー「バンガード」での野鳥観察の連載が更新されましたので、お知らせいたします。

らくらくバードウォッチング
http://www.vanguardworld.jp/2016/09/26/rakuraku0926/

上記のサイトがスムーズに動かない場合は、こちらが見やすいようです。

http://vanguardbirding2.blogspot.jp/2016/09/19-no05.html

よろしくお願い致します。

バンガードのサイトも、ぜひご訪問ください。
http://www.vanguardworld.jp/

去年撮影した、ミズキに飛来したエゾビタキです。


2016年9月29日木曜日

不作 Grey-streaked Flycatcher

毎年、自分のフィールド内の木の実の成りの様子を見て回るのですが、今年はミズキ類とエゴノキの実の成りが非常に悪いです。エゴノキは2年連続で不作。2014年に見られたようなヤマガラの木の実を見るのは今年も難しいかもしれません。
http://hiyokichibird.blogspot.jp/2014/11/collecting.html

クヌギやコナラのドングリもあまりいい状態ではないです。そのせいか、平地ですでにカケスが上空を移動する姿が見られます。

私の住む地域では、去年ドングリが豊作でカケスはほとんど山から下りてきませんでしたが、今年は来てくれるかもしれません。自然環境とのつながりを意識した野鳥観察は、とても楽しいです。

ちなみに、アカメガシワは豊作。エゾビタキが来ていました。

Grey-streaked Flycatcher

Grey-streaked Flycatcher came to Japanese Mallotus.

ハヤブサ Young Hunter

若いハヤブサのハンティング飛翔を観ることができました。やはり最後の最後で追い込めない状況が続き、そのまま獲物には逃げられてしまっていました。

狩りには『経験値』が必要なようです。狙われたコアオアシシギは,最初はサギの群れの合間に入るようにしていたのが興味深く、ハヤブサはまずはそこからコアオアシシギだけを離すようなアタックをかけていました。

Peregrine Falcon (probably first year)

Changing direction before diving into prey.

2016年9月27日火曜日

フクロウ

北海道新聞HPにこんな記事がありました。

「餌はどこ?」嘆くフクロウ 自動車騒音で狩りの能力低下
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/science/science/1-0319206.html

能力が低下というより、フクロウにとって車の音が邪魔ということでしょう。

北大や国立研究開発法人森林総合研究所(茨城県つくば市)などの研究チームが解明したそうです。ノビタキやオオジシギの渡りなどについても今年はいろいろわかってきましたが、こういう研究内容を教えていただけることは野鳥を見つめる私にはたいへん興味深いです。

フクロウ類への出会い方を、もっともっと慎重にする必要が出てきました。公共交通機関で行くか、遠くのパーキングに止めてなるべく歩いて行くようにしなくてはいけないですね。


フクロウの写真をもっていないので、北海道のつながりでノビタキとノゴマを並べてみました。

SL修復の匠

たまたま見つけたのですが、すてきなボランティア活動です。ぜひこういう想いを若い世代へ継承してほしいです。再度走らせるようにするだけが修復だけではないと、つくづく感じました。

SL修復の匠がC12形蒸気機関車をレストア開始
https://www.youtube.com/watch?v=M2hxq27l3VE

2016年9月26日月曜日

ぜひ図鑑も持って

鳥を見に行くとき、双眼鏡は必須ですが、私は図鑑も持っていきます(たまには忘れてしまうこともありますが)。不明な鳥を見つけたときに、その場で新鮮な記憶のままで確認するのが大事だよと教わった経緯もありますが、やはり見た印象で照合できるのがいいです。先日見たギンムクドリも、図鑑を持ち歩いていたことでまずは観察に専念できました。


時々、気にかけていなかった部分が特徴(識別ポイント)だったりして、とても楽しく思っています。

最近、野鳥写真を撮るご年配の方々には図鑑を持たない人が多いように思います。フィールドに出るとそんな方が何人も会うことがあります。

ちょっと珍しい鳥が現れた場所に行くと、かなりしっかりとした機材やカモフラージュの服を着るカメラマンさんなどでも、到着直後に探すよりも先に望遠鏡で観察している私に聞いてくることがあります。教えて差し上げるのは問題ないのですが、まずはご自身でも探してみることをしてみたら楽しいですよとお伝えしたくなることがあります。また、そういう方はだいたい図鑑を持っていないことが多く、識別もご自身で挑戦したらいいのに…と思うこともしばしばです。

私が子供の頃の先輩方は、皆、図鑑を持っていました。私が図鑑を見ていても、ご自身の図鑑で教えてくださり、それがとても勉強になりました。


望遠レンズに比べれば、図鑑なんて安いものです。小型で手軽なものもたくさん出ています。重さもレンズに比べたらホントに軽いものです。ぜひ図鑑を持って、フィールドへ行って、ご自身でも見分けにチャレンジしてみてはいかがでしょう?きっと頭の体操にもいいはずです。


図鑑を持ち歩かない方からは、

「調べ方がわからない」

と言われることが多いのですが、まずは時間のあるときに眺めるだけもいいです。図鑑のどのページあたりに、どんな鳥が出ているかをなんとなくわかるようにしておくのがコツです。昆虫や植物に比べると、種類も少ないですし、最初は「どんな形の鳥がいるか」を見るだけでも構いません。


私は海外に行く前には、とにかくその地域の鳥の図鑑を眺めるようにし、あまりにも鳥の種類が多いときは、付箋に科の名前を書き込んでつけておいて、調べやすくします。

日本で記録のあるおよそ600種の記録がありますが、年間300種を見るのはかなり難しいと思います。まずは50〜100種類から名前と特徴が一致するように覚えていくのがいいでしょう。本州でかなり頑張っても、200〜250種程度です。

自分が見つけた鳥を自分で見分けられたら喜びも倍増して「お得」ですよ!若いバードウォッチャーにはそうやって楽しんでいる人、すごく多いです。


来月からは、フィールドへ図鑑を持って行きませんか? 持ち歩いてボロボロになった図鑑でいろいろ調べている方って、かっこいいと思います。