2014年10月2日木曜日

まずは、観察。Garganey

10月2日、今秋まだ見ていないシマアジがいないか気になったので、
ちょっと沼に行ってきました。

やっと見つけました。

一時期カメラを持ち歩いてばかりいましたが、
最近は望遠鏡を必ず持っていくようにしています。

一見コガモそっくりですが、望遠鏡で観察すると、
嘴や頭の形、色が違いがよくわかりますね。

図鑑にはあまり出ていないけれど、
こういう観察の積み重ねで “その鳥らしさ” がわかり、
いろんなときに役立ってくるのだと思います。

シマアジ Garganey with some teals.

下尾筒の模様も個体によってはコガモと若干違うかもしれないなと
思うようになりましたが、今回はこの1個体のみ。

もっとたくさん個体を見なくては。

望遠鏡を持ってしっかり観察すると、いろいろ見えてきますね。
私の場合は、カメラにあんまり頼っちゃいかんいかん、です(笑)

シロチドリも近くにいました。

シロチドリ Kentish Plover

カメラマンに教えてあげると、バシャバシャ撮っていました。

コチドリとの見分けが難しいとのことで識別ポイントをお伝えしましたが、
できれば図鑑を持って歩いてほしいですね。そんなに見分けは難しくないですから。

写真で残ることと、記憶に残すこと。そして鳥を “観る” ということ。
これらを両立させる方法とその良い提案方法を探っていきたいと思います。

I found a Garganey in Isanuma on 2nd of Oct. 
Garganey in Autumn looks like putting spot-billed duck's head on common teal body.
It will be useful when I paint a Garganey?!?!?


4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    私も、観ることは大事だと思っているのですが
    最近はカメラを手放せなくなってしまっているなあと、反省しました。
    カメラを持っていない時に限って、鳥がいいかんじで出てくれたりするので
    ついつい手放せなくなり、観察がおそろかになっています。
    そして、パソコンに向かうばかりでなく、図鑑をじっくり見る時間も必要ですね!

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  2. noriさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

    カメラがデジタル化されて、野鳥観察の世界は大きく様変わりをしたなぁと、つくづく思いますね。機械音痴の私でさえ、こうして皆さんに見ていただくブログ写真が撮れるのですから(笑)。

    「カメラを持っていないときに限って」と感じられること、私も多いのですが望遠鏡の観察をしっかり再開して感じるのが、観察に徹しているからこそ、鳥の良い表情を気づけていて、それが「いい感じ」に見えるのかもと思っています。

    カメラを持つと、やはり良いアングルや画面バランスなどが気になりますし、望遠鏡レンズのクリアーさは、カメラファインダーの中とは比べ物にならないので、生き物本来の“らしさ”が観えているような気がします。

    図鑑も改めて見直すと、いろいろ深い情報がありますね。昔の図鑑も引っ張りだして時々チェックするようにしています。

    私の場合ではありますが、記録はまず観察にしてからでも良いかな?なんて思い始めています

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  3. こんにちは。
    鳥を観るには、カメラを持たないというのは鉄則だと思いますね。 撮ったから後で確認というのは、後悔のもとです。 何度も後悔しているカンムリウミスズメです。まず肉眼、そして双眼鏡、最後に望遠鏡でしょう。 その鳥のいる環境、飛び方、雰囲気を味わってから、微に入り、細に入るというのはどうでしょうか? 海鳥観察にはこの手順は重要な意味を持ってきますね。

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  4. カンムリウミスズメさん、
    貴重なご意見ありがとうございます。図鑑をもち、双眼鏡をもち、できれば望遠鏡ももち、最後にカメラを持てたら持つくらいの気持ちの方が、いろいろ記憶に残る鳥たちの出会いができると感じています。

    写真を撮ることに気をとられて大事な行動を観ていないのは勿体ないと、最近強く感じます。

    自戒を込めて。。。

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